ニューファイレクシア所感(1)
2011年4月27日 MTG公式でもすべてのカードが公開され、噂だったカーンが本物だったとは…
あれは完全にフェイクだと思っていたのに…
リストを見る限りショップのシングル価格のTOP3は《開放されたもの、カーン》、《ファイレクシアの抹消者》、《戦争と平和の剣》でほぼ間違いないでしょう。
唯強なカードなので論じるに値しません。
なので今日は法務官について思ったこと、ハンドブック風に星付きで表記してみます。
(あくまでも個人の評価ですので、あしからず)
あと、ネタバレしたくない方の為に詳細は書かないようしておきます。
《大修道士、エリシュ・ノーン》
リミテッド ☆☆☆☆ 構築 ★★
書いてあることは、強いクロウヴァクス。
リミテッドでは膠着状態で出せば試合終了だが、構築では7マナという重さがネック。
ウイニー系では出せないし、コントロールなら各種タイタンやワームエンジン、今は見かけないが悪斬の方がよさそう。
今流行のCOW系も剣が付いたら落とせない。
ただ、白のアイドルであるし、イカ頭(?)なので9ポケットを埋める猛者も出てくるはずだ。
《核の占い師、ジン・キタクシアス》
リミテッド ☆☆ 構築 ★★★
重い。
青白系のコントロールに1枚そっと忍ばせておくと出番があるかも?
とは言うものの1ターン生き残れば勝ちのようなカード。
除去耐性は無いものの、相手の手札を全て落とすのは実質除去耐性か。
《発熱の儀式》や《沈黙》との相性は◎。
《囁く者、シェオルドレッド》
リミテッド ☆☆☆☆ 構築 ★★★
ファイレクシアの本丸の黒。
その法務官ともなれば皆が期待するのも当たり前。
と、期待が大きい分見てガッカリした人が多いんじゃないだろうか?
書いてあることは強いんだけど。
最近のカードでは《遺跡の賢者、アノワン》+《太陽のタイタン》見たいな感じか、ちょっと違うけど。
相変わらずの除去耐性なし。
微妙な回避能力。
今や黒である事は除去耐性にはならず、むしろプロテクションに引っかかって通り抜けられ易い。
今の黒いデッキのフィニッシャーは《墓所のタイタン》が担っているが、その役目を奪えるか?
《ファイレクシアの抹消者》も出てきて、黒のフィニッシャー枠争いは激化しそうだ。
《隠れし者、ウラブラスク》
リミテッド ☆☆☆☆☆ 構築 ★★★★
個人的には法務官の中で一番使われると踏んでいるカード。
クリーチャー戦が主流のリミテッドでは自身は弱くないし、後続の後押しと敵軍の防衛網を少し遅らせてくれる。
能力的に攻めていないと強くないのでガンガン攻めるデッキで。
構築では現在活躍中の各種タイタンとの相性がいい。
あとはタップ能力もすぐ使えるので《カルドーサの鍛冶場主》との相性もなかなか。
《大地のうねり》とアーティファクトを大量に入れて《カルドーサの鍛冶場主》から《荒廃鋼の巨像》をどうぞ。
《飢餓の声、ヴォリンクレックス》
リミテッド ☆☆☆☆ 構築 ★★
某所ではマナ域とP/Tから甲鱗様の再来と言われていますが、違いますから。
トランプル持ってますから。
下の2つの能力は判断に困る。
マナが増えるのはうれしいがコレが出る状態でまだマナが要るか…?
この能力をあてにすると本人が出にくいし……
ビッグマナにいれて太陽の頂点でヒャッハーしたい方向け、といった印象。
もしくはオムナスをどこまで大きく出来るかに楽しみを見出す「オムナスブリーダー」向け。
マナ縛りは、無いよりあった方がいいよね。的な能力。
法務間の総評
全体的に重くて微妙。
生き残れば強いが、出るまでに戦況が決まるか、出ても即処理されるか、そもそも戦場に出ない。といった印象。
リミテッド向けデザインか。
その中でもウラブラスクは軽いし活躍してくれる予感。
法務官は殆どが重いので赤をメインカラーにして《大地のうねり》からの召喚もありだと思います。
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